

▼INDEX
cDNA cRNA DNA DNAシーケンス DNAマイクロアレイ mRNA RNA SNP
遺伝子 遺伝子治療 遺伝病 イントロン エクソン 核 ガン遺伝子 ゲノム
ゲノム創薬 原核生物 抗原タンパク質 抗体医薬 真核生物 スプライシング 染色体
テーラーメード医療 転写因子 データマイニング トランスクリプトーム
ハイブリダイゼーション ハイブリドーマ プロテオーム 免疫染色 モノクローナル抗体

cDNA
complementary DNAの略。DNAもしくはRNAを鋳型として作られた、相補的(complementary)な配列のDNA。一般的にmRNAを鋳型として作られたものをさすことが多い。

cRNA
complementary RNAの略。DNAもしくはRNAを鋳型として作られた、相補的(complementary)な配列のRNA。DNAマイクロアレイ実験においてはmRNAを鋳型に作られたcDNAを鋳型として作られる。

DNA
デオキシリボ核酸(Deoxyribonucleic Acid)の略。アデニン(A)・チミン(T)・グアニン(G)・シトシン(C)の4種類の塩基と呼ばれる成分が直列に並んだ状態で、遺伝情報を維持する。

DNAシーケンス
DNAの塩基配列を決定すること。

DNAマイクロアレイ
ガラスなどの小さな基板上に微小な間隔で何種類ものDNAを規則的に並べて固定化させたもの。mRNAの発現を検出するためのものや、ゲノムDNAの塩基配列を解析するものなど、用途は様々。

mRNA
messenger RNAの略。遺伝子情報は、まずmRNAに変換(転写)されなければ機能しない。mRNAに転写された情報はタンパク質を作る(翻訳)ための設計図になる。

RNA
リボ核酸(Ribonucleic Acid)の略。アデニン(A)・ウリジン(U)・グアニン(G)・シトシン(C)の4種類の塩基と呼ばれる成分がある。r-RNA、t-RNA、m-RNAなどの種類があり、遺伝情報の維持や発現に関与する。

SNP
1塩基多型(Single Nucleotide Polymorphism)の略。ヒトのゲノム情報(約30億塩基)は決定されているが、それぞれの個人には塩基配列の個人差があり、その違いを意味する。
遺伝子
ゲノム配列のうち、タンパク質に翻訳される部分のこと。

遺伝子治療
正常な遺伝子を細胞に補ったり、遺伝子の欠陥を修復・修正することで病気を治療する手法のこと。

遺伝病
遺伝情報の異常によりひきおこされる病気のこと。

イントロン
ゲノムのうち、mRNAに変換(転写)されない部分のこと。

エクソン
ゲノムのうち、mRNAに変換(転写)される部分のこと。
核
真核細胞にある構造で、この中にゲノムDNAが格納されている。

ガン遺伝子
その機能が異常になることにより、正常な細胞をガン細胞に変化(分化)させる遺伝子のこと。

ゲノム
生物体が持つ遺伝情報の全体。この中には遺伝子が含まれ、近年は遺伝子以外のゲノムが注目されている。
ひとつの生物体を構成する細胞は全てが同じゲノムを持つが、組織によってはたらく(発現する)遺伝子が異なる。

ゲノム創薬
ゲノム情報を利用して医薬品を開発すること。治療薬の候補物質を網羅的に作製してから治療への応用を考える従来の方法に逆行し、遺伝子のはたらきから医薬品の効果を予測する手法である。

原核生物
細菌など、核構造を持たない細胞からできている生物のこと。

抗原タンパク質
抗体が認識するタンパク質のこと。

抗体医薬
抗体そのものを投与することで、病気の治療が可能な抗体のこと。
真核生物
核構造を持つ細胞でできている生物のこと。

スプライシング
mRNAが一部の配列を取り除かれること。

染色体
真核生物がもつゲノムDNAは非常に長いため、ヒストンなどのタンパク質と結びついて染色体と呼ばれる構造をとる。塩基性の色素でよく染色されることからこの名が付いた。

テーラーメード医療
個人に合わせた治療法によって治療すること。個人は皆、遺伝子のはたらき方が異なるため、近年着目されている医療。

転写因子
遺伝子がmRNAに転写される際にはたらくタンパク質のこと。

データマイニング
マイクロアレイ解析などによって得られた大量のデータを統計的に処理し、目的に応じて有用な情報を引き出すこと。

トランスクリプトーム
トランスクリプション(transcription:転写)とゲノム(genome)を融合した言葉で、ある個体で転写されている全ての転写産物のこと。
ハイブリダイゼーション
相補的な塩基配列をもつDNA(RNA)同士、もしくはDNA-RNA間で2量体を形成すること。マイクロアレイ解析においては基盤上に配置されたプローブに、サンプル由来の標識されたcDNAもしくはcRNAを作用させること。

ハイブリドーマ
ミエローマ(骨髄腫細胞)を融合させることで不死化させた、抗体産生細胞のこと。半永久的に増殖を繰り返すため、均質なモノクローナル抗体を生産することが可能。

プロテオーム
プロテイン(protein:タンパク質)とゲノム(genome)を融合した言葉で、ある個体で翻訳されている全てのタンパク質のこと。

免疫染色
抗体が特定のタンパク質を認識する性質を利用して、目的のタンパク質を特異的に染色する手法。

モノクローナル抗体
ひとつの抗体分子は、抗原タンパク質の特定の箇所のみを認識する。様々な種類のモノクローナル抗体の混合物であるポリクローナル抗体よりも、目的のタンパク質の検出に非常に有益である。
 |